Androidバックアップが容量にカウント|影響と対処をやさしく解説

Androidバックアップが容量にカウント|影響と対処をやさしく解説 スマホの使い方・困りごと

スマホを使っていて、「Androidのバックアップが、Googleアカウントの容量にカウントされるようになった」というニュースを見かけた方もいるかもしれません。

「無料だったのに、これから容量が足りなくなるの?」「写真が消えたりしない?」と、少し不安になりますよね。

結論から言うと、増える容量はほとんどの人にとってごくわずかです。ただ、Googleアカウントの空きがギリギリの人だけは、ちょっと注意しておくと安心です。

この記事では、何が変わったのか、自分に影響があるのか、心配なときにできることを、順番にわかりやすく整理していきます。

  • 今までカウントされなかったバックアップ(SMS・通話履歴・端末設定など)が容量の対象になった
  • 写真や動画はもともとカウント対象で、今回の変更とは別
  • 増えるのは平均40MBほどで、多くの人は影響が小さい
  • 容量が気になる人が、バックアップするデータを自分で選んで減らす方法

Androidバックアップが容量にカウントされるとは?何が変わった?

まずは「何がどう変わったのか」をシンプルに押さえておきましょう。

ニュースの見出しだけだと大ごとに見えますが、中身が分かると落ち着いて対応できます。

今までカウントされなかったデータが対象に

Androidスマホは、機種変更のときなどに備えて、いろいろなデータを自動でGoogleにバックアップしています。

今回の変更で新しくカウントの対象になったのは、SMS(ショートメッセージ)、通話履歴、端末の設定、アプリとアプリ内のデータなどです。これらは今まで、無料の保存容量とは別枠であつかわれていました。

それが今回から、Googleアカウントの保存容量(無料だと15GB)の中に含まれるようになった、というのが変更のポイントです。

「端末の設定」と聞くとピンとこないかもしれませんが、これはWi-Fiのパスワードや壁紙、アプリの並び順といった、スマホの使い勝手をそのまま引き継ぐための情報です。連絡先やRCSメッセージなども、あわせてバックアップされています。

どれも一つひとつは小さなデータで、全部を合わせても写真1枚ぶんに満たないこともあります。

だからこそ、これまでは容量に数えなくても問題にならなかったわけです。

写真・動画は今回の変更とは別

ここは勘違いしやすいところなので、先にはっきりさせておきます。

Googleフォトにバックアップしている写真や動画は、もともと保存容量にカウントされていました。今回の変更で新しく容量のカウントに追加されるようになったわけではありません。

つまり「バックアップが容量にカウントされる」というニュースは、写真が急に消える・写真の容量が一気に増える、という話ではありません。あくまでSMSや設定など、これまで数に入っていなかったデータが対象に加わった、という意味です。

写真・動画は今までどおり。新しく容量に加わるのは、SMS・通話履歴・端末設定・アプリのデータです。

いつから変わる?段階的に適用される

この変更は、2026年7月7日ごろから順番に始まっています。

まず新しくバックアップを取る人から適用され、すでに使っているアカウントには、これから数か月かけて少しずつ広がっていく形です。

そのため、今この瞬間に自分のアカウントが対象になっているとは限りません。ある日「容量が少し増えたな」と気づくくらいの、ゆるやかな切り替わりだと考えておくとよいでしょう。

自分で何か操作をして切り替える必要はありません。あわてて設定を変えたり、バックアップを止めたりしなくて大丈夫です。

「もう自分に適用されたのかな?」と気になるときは、次の章で紹介する空き容量の確認を見ておくと、変化に気づきやすくなります。

自分のスマホは容量が足りなくなる?影響をチェック

自分のスマホは容量が足りなくなる?影響をチェック

一番気になるのは「で、自分は困るの?」というところですよね。

ここでは影響の大きさと、自分の容量の確かめ方を見ていきます。

増えるのは平均40MBほど

Googleの説明によると、今回の変更で増える容量は平均40MB程度とされています。

40MBは、写真でいえば数十枚ぶんくらいの小さなサイズです。15GB(=約15,000MB)の枠から見れば、ほんのわずかしか使いません。

もちろん、たくさんのアプリを使っている人は、これより少し増えることもあります。それでも数十MBから100MB前後にとどまることがほとんどで、写真や動画に比べればずっと小さい容量です。

なので、ふだん容量に余裕がある人は、とくに何もしなくて大丈夫です。心配な人は、次の手順で自分の空き容量だけ確認しておくと安心できます。

Googleアカウントの空き容量を確認する

自分のGoogleアカウントが今どれくらい容量を使っているかは、「Google One」から確認できます。難しい操作はいりません。

空き容量を確認する手順
  • STEP1
    Google Oneを開く

    スマホの「Google One」アプリを開くか、ブラウザでone.google.comにアクセスします。

  • STEP2
    ストレージを見る

    「ストレージ」を選ぶと、15GBのうち今どれくらい使っているかが円グラフで表示されます。

  • STEP3
    内訳を確認する

    Googleドライブ・Gmail・Googleフォトなど、何が容量を使っているかが種類ごとに分かります。

Google Oneでストレージ使用量0.04GB/15GBと内訳を確認した画面
Google Oneの画面。ストレージの使用量(円グラフ)と、Googleドライブ・Gmail・フォトの内訳が確認できる

ここで空きがたっぷり残っていれば、今回の変更はほとんど気にしなくて大丈夫です。

反対に、残りが数百MBしかないような人は、このあとの見直しを読んでみてください。

15GBを超えるとどうなる?

もし保存容量がいっぱいになると、新しいバックアップやGmailの受信、Googleフォトへの保存などが止まってしまうことがあります。

その場合は、スマホに「保存容量が足りません」といったお知らせが表示されます。気づかないうちにメールが受け取れなくなるのを防ぐためのサインなので、見かけたら早めに中身を整理しておくと安心です。

容量を増やしたいときは、有料の「Google One」に申し込む方法もあります。

ただ、今回の変更で増えるのは平均40MBほどなので、これだけを理由にお金を払う必要がある人は、ほとんどいないはずです。

まずは今の空き容量を確認して、本当に足りないのかを見てから考えれば十分です。

容量が気になる人向け・バックアップの見直し方

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空き容量がギリギリで心配な人のために、バックアップの中身を自分で選ぶ方法と、容量の空け方を紹介します。余裕のある人は、ここは読み飛ばしてかまいません。

バックアップするデータを個別に選ぶ

今回の変更にあわせて、どのデータをバックアップするかを自分で選べるようになりました。使わないデータのバックアップをオフにすれば、その分の容量をおさえられます。

入り口は機種によって少し違います。GalaxyなどSamsung製は「設定」→「アカウントとバックアップ」から、Pixelなどは「設定」→「Google」→「すべてのサービス」から進みます。

バックアップを個別に選ぶ手順
  • STEP1
    設定を開く

    スマホの「設定」アプリを開きます。

  • STEP2
    バックアップの画面へ進む

    「Googleバックアップ」や「バックアップ」の画面まで進みます。入り口は上に書いた機種ごとの経路をたどってください。

  • STEP3
    データを選ぶ

    「その他のデバイスデータ」などから、SMS・通話履歴・端末の設定・アプリごとに、バックアップのオン/オフを切り替えられます。

くわしい項目名や画面は、機種やバージョンで少しずつ変わります。最新の正確な手順は、Googleの公式ヘルプでも確認できます。

ただし、バックアップをむやみにオフにすると、機種変更のときに困ることもあります。減らすのは「もう使っていないアプリ」など、なくても困らないものだけにしておくと安心です。

容量を空けたいときにまず見るところ

実際に容量が足りないときは、小さなバックアップより、大きなデータから見直すほうが効果的です。

多くの人にとって、いちばん容量を使っているのはGoogleフォトの写真や動画です。ぼやけた写真や似たような連写、いらない動画を消すだけで、まとまった容量が空きます。

次に見たいのがGmailです。大きな添付ファイルの付いた古いメールや、迷惑メールを整理すると、意外と容量を取り戻せます。

40MBのバックアップを気にするより、こちらのほうがずっと効きます。それでも足りないときは、Googleドライブに残った大きなファイルも確認してみましょう。

Google Oneの「保存容量を管理」を使うと、サイズの大きいファイルや不要なデータをまとめて見つけられて便利です。

よくある質問

Androidのバックアップと容量について、よくある疑問をまとめました。

バックアップはどれくらい容量を使う?

今回新しく増えるぶんは、Googleの説明で平均40MB程度とされています。

写真や動画はもともと別でカウントされているので、その分は今回の変更とは関係ありません。

バックアップを全部オフにしても平気?

容量は減らせますが、機種変更やスマホの故障のときに、データを元に戻せなくなります。全部オフにするより、使っていないアプリだけ外すのがおすすめです。

写真の容量も増えるの?

増えません。Googleフォトの写真・動画は前から容量にカウントされていて、今回の変更で新しく加わったわけではありません。

iPhoneも同じように変わる?

今回はAndroidとGoogleアカウントの話です。iPhoneのバックアップはiCloudという別のしくみなので、この変更の対象ではありません。

まとめ

最後に、今回の変更で押さえておきたいポイントを整理します。

  • Androidのバックアップが2026年7月からGoogleアカウントの容量にカウントされるようになった
  • 対象はSMSや通話履歴、端末の設定、アプリのデータなど今まで無料だった部分
  • 写真や動画はもともと容量にカウントされていて今回の変更とは別
  • 増える容量は平均40MBほどで多くの人は影響が小さい
  • 適用は段階的で既存のアカウントには数か月かけて広がる
  • 気になる人はまずGoogle Oneで空き容量と内訳を確認するとよい
  • バックアップするデータは設定から個別にオンオフを選べる
  • 容量を空けたいときは写真やGmailなど大きいデータから見直すと効く

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